数々のコンテストにも入賞し
ファンの多いコーヒー生産者の
セルヒオさん。
カサブランカ農園と
エル・ポルヴェニール農園を
所有していて
スペシャルティコーヒー栽培に
情熱を注ぐ生産者の一人です。
また、ニカラグアを代表する
テイスティングのプロでもあり、
その技術は
コーヒー生産にも活かされています。
Porvenir(ポルヴェニール)は
日本語で『未来』という意味があり、
農園の入り口にも書かれています。
大雨で道路がぬかるんで
農園になかなか行けなかった
セルヒオさんと、
「いつ農園に来てくれるんだよ〜」と
聞いてきてた住み込みマネージャーの
いい笑顔♪
コーヒー農園の運営は
このマネージャー無くしては
成立しません。
いろいろな品種を植えてみたり
土壌を変えてみたり
精製処理を試してみたり
とにかく実験♪
実験を繰り返しているので
時代が彼に追いついてくると言っても
過言ではありません。
『パカマラ』は
エルサルバドルで生まれた
人工交配種です。
低木で収穫の作業もしやすいため
収穫量も多いパーカス種と
高品質なマラゴジッペ種を交配させ
それぞれのよい所を残したのが
パカマラです。
昨年(2021年)の天候不良等により
80%の減産しました。
このような事は
今までで初めての出来事です。
収入の8割が無くなっては
農園を続けていくのも
かなり厳しくなります。
この緊急事態に際し
セルヒオさん本人は
とても落胆しておられました。
しかしこの窮地を乗り越え、
農園を継続いただけるよう頑張りたいと
彼からお願いを受けました。
El Porvenir
Pacamara
Natural 5days fermentation
農園 エルポルベニール
Variety: Pacamara
品種 パカマラ
Process: Special 5 days Fermentation
処理 ナチュラル処理(5日間発酵)
標高 1150m
ベリー、ストロベリー、
ライチ、洋なしのような風味
《処理工程》
- 専用バック(グレインプロ)に
コーヒーチェリーを入れ、
5日間嫌気性発酵
(アナエロビックプロセス) - その後、
豆を山状に重なるよう盛り、
好気性発酵(アエロビックプロセス) - コーヒーチェリーを
きれいな水に浸し、
軽いチェリーを取り除く。
(中身の詰まった
良質なチェリーのみを選別) - チェリーごと12時間ほど水に浸す。
- チェリーをアフリカンベットに移し
90分ごとに日中かき混ぜる作業を
10日から12日行なう。 - 半乾きのチェリーを
黒いプラスチックの上に置いて
日光に当て、
60分ごとにかき混ぜる作業を行ない
10日から12日かけて
水分値が11~12%にする - 出荷日に合わせて、
約3~4ヶ月前に、
倉庫にチェリーを入れ寝かせる
¿Cuál es diferencia y normal fermentation
y spacial 5 days fermentacion?
(通常のファーメンテーションと
5daysの違いは何ですか?)
Normal fermentation es 36 a 48 horas y
5days fermentation es 96 horas,
ambas fermentation on cherries.
(通常は36~48時間、
5daysは96時間かかります。
両方ともチェリーの状態で。)