コーヒーに関わる人が 幸せになり、 その周りの人も 幸せになる。
それは理想の夢物語でしょうか?
ビジネスを実践できる経営者が
一人存在すれば
もしかしたら
地域全体が変わり
世界も変わっていくかもしれません。
このコーヒーは
そんな男が手掛けた
コーヒーです。
レオン氏は
ギリシャをルーツとする
タンザニア人で
印象は
穏やかで繊細な人です。
2007年に
オルディアニ山のコーヒー農園を
ビジネスパートナーと
共同で購入しました。
タンザニアは
一年を通して
とても過ごしやすい気候です。
ゆったりとした空気が流れていて
「生産国の中で、
一番居心地がいいのはタンザニア」
と言うバイヤーもいるほど。
レオン氏が
土地をオルディアニに
決めたのには二つ理由があるそうです。
- タンザニアのコーヒーの中で
一番美味しいと思ったのが
オルディアニのコーヒーだったこと。 - ある研究者がオルディアニの土壌は
コーヒーの栽培に最適だ
と言っているのを耳にしたこと。
立ち上げの頃、
レオン氏は
農園で働くスタッフに
「人生を
変えることがあるとすれば、
それは何ですか?」
とよく尋ねていました。
そのとき必ず真っ先に
返ってくる答えが
『教育』と『水』だったそうです。
そこでレオン氏は
より重要度の高い方は『水』と考え
(ほとんどの地域に学校はあったため)
仲間とともに、
オルディアニに
水のインフラ整備を行いました。
このようなプロジェクト以外に、
レオン氏のビジネスの成功は
周囲にいい影響を及ぼしています。
具体的に・・・
レオン氏の言葉を引用すると
私たちの農園から 山の斜面を下ったところに 小さな店がたくさんできました。 スタッフを雇用し、 彼ら彼女らに 長年にわたって支払ってきた賃金が 地域社会を変えてきたのでしょう。 お金があるところには、 商売人が集まって ビジネスを生み出すので、 さらにお金が増える という循環が生まれます。 私たちは 人々の生活や村のありようが 変わっていくさまを 目の当たりにしてきたのです。
コーヒーに関わる人が幸せになり、
その周りの人も幸せになる。
それは理想の夢物語なのかどうか
ぜひ味わって
確かめてみてください。
【生産者からのコメント】 昨年より、 私たちはコーヒーの品質を 向上させるために いくつかの施策を実施しています。 収穫から乾燥、保管まで、全工程に 細心の注意を払っています。 また、 ミルにかけるコーヒーチェリーは、 完熟したもの 光沢のある赤いもの 濃い赤色のもの だけに限定しています。 こういった細かい取り組みにより、 皆様に高品質なコーヒーを お届けさせていただいています。 今年はチェリーの粘液量が 増えたことが、 Tembo Temboの品質向上に 大きく貢献しました。
品種
Kent
生産地
タンザニア
カラツ オルディアニ
標高
1750-1850
農園
Tembo Tembo Estate
精製
ウォッシュト
ミルクチョコレート、
ブラウンシュガーのような
バランスの良いコクと甘さ、
心地よい余韻が続きます。
ホットでもアイスでもオススメです。