蒸らし編3

今回は、
蒸らし編の最後ということで

蒸らしの実践的な使いかたを
書いていきます(^^♪

Vamos!


さて
蒸らし編1で

『蒸らしの目的はコーヒー成分を抽出しやすくすること』

と書きました!

しつこいですが
これが本当に大事です。


実際には


蒸らしの時間が長いほど
コーヒー成分が抽出しやすくなります。


じゃあ、
蒸らしの時間が長ければ長いほど
いいのか?・・・というと


そうではないんです。


なぜなら、
コーヒー成分が抽出されやすいということは
『雑味・えぐみ』といった
出したくない部分も出てきてしまうからです。


・・・かといって

蒸らしが足りないと
抽出不足、うすーいコーヒーが
出来上がります。


要はそのちょうどいい部分を
見つけていくのが大事です。


もちろん蒸らしの後の
ハンドドリップの方法にもよりますし
豆によっても変わります。



僕の場合で書いていきますね。

たとえば浅煎りに近い場合、

まず浅煎りに近い豆だと判断したら
『いつもより蒸らしを多めにとろうかな』って
決めます。
(※浅煎りのほうがコーヒー成分抽出されにくいので)


そして
蒸らしの豆の変化を観察しながら

豆がどんな状態か
コーヒー成分の抽出されやすさをイメージ

していきます。


あとは
そのイメージにあわせた
ハンドドリップをしていく感じです。


たとえば

浅煎りで
コーヒー成分がまだ抽出されにくいなって
なったら
後半のハンドドリップでゆっくり流したり

逆に
深煎りで蒸らしすぎたかな、と思ったら
後半のハンドドリップでささっと流す感じにしたり
いろいろです。


僕のハンドドリップのスタイルは
基本的にムダなものを無くして
なるべく自然に近づけるスタイルですが


それでもクセなどで
無意識の繊細なコントロールしている部分も
あるし、そこは言語化できないので
あくまで本質が伝わればいいなと思います。


ぜひご自身のスタイルで
おいしくコーヒーを淹れていってください(^^



ここまで蒸らし編は

1、補習編、2と
今回の3を含めて
4回にわけて書いてきました。


これを全部繋げて俯瞰してみて頂くと
蒸らしの全体像が浮かび上がるので

ぜひ全体像と目的を
見失わないように
トライしてみてください(^^

(※特に蒸らしの場合
ひとつのことに囚われると
迷子になりやすくなります)


ではでは

素敵なコーヒータイムを♪
いつもありがとうございます!