挽き目編1

コーヒー豆の挽き目について

今回は多くのお問い合わせをいただいたコーヒー豆の「挽き目」についてご紹介します。

挽き目の重要性

コーヒーの「挽き目」は、おいしいコーヒーを淹れる上で非常に重要な要素です。他の条件が完璧でも、挽き目が適切でなければ味が台無しになることもあります。つまり、挽き目はコーヒーの味を左右する重要な変数なのです。

挽き目の本質も、これまでお伝えしてきた「全体のバランス」という考え方が当てはまります。

経験レベル別のアプローチ

中級者以上の方へ:全体のバランスを見ながら、ご自身に合ったベストな挽き目を少しずつ試してみてください。

初心者の方へ:ハンドドリップが安定しない状態のまま、挽き目を変えてしまうと迷子になりやすいので、まずはハンドドリップに慣れることを優先しましょう。失敗の少ない挽き目を狙って、コーヒーを安定させることが先決です。

失敗の少ない挽き目とは

失敗の少ない挽き目とは、普通に淹れればきちんとコーヒーになる挽き目のことです。

具体的なコーヒーミルの設定としては:

  • カリタナイスカットミル:#3.0〜3.5くらい
  • フジみるっこ:#5.5〜6.0くらい

※ミルは使用していくうちに挽き目が少しずつずれていくので、定期的なチューニングが必要です。やり方は説明書や動画を参考にしてください。

挽き目の表現について

「中挽き」「粗挽き」などの言葉がよく使われますが、これらはお店や流派、時代によって基準が異なります。そのため、挽き目は言葉での説明より、実際に目で見て覚えることをおすすめします。

例えば、
同じ「中挽き」でも、チェーン店は比較的細かい場合があります。

つまり、言葉の定義自体が異なる可能性があるので、参考程度に考えるのが良いでしょう。

見た目で覚えておくと、自分のミルのチューニングがずれていることにも気づきやすくなりますし、他のお店の基準も理解しやすくなります。

サンプルのご案内

挽き目のサンプルをご希望の方は、コーヒー豆のご予約時にお声がけいただければ、無料で配布しています。ぜひご利用ください。

素敵なコーヒータイムをお過ごしください! いつもありがとうございます。